マイマイ計画

フリースクールならぬフリーラボ「ナゾマイマイ研究所」(通称ナゾラボ)

ナゾマイマイ研究所は、2027年春にオープン予定の、フリースクールならぬフリーラボ。
通称「ナゾラボ」です。

現在構想中の、自然や生きものが好きな人が、好きなままで居られるのための小さな学びの場です。


学校に通ってきたかどうかよりも、勉強が好きか嫌いかよりも、 安心して自然のナゾを探求できる環境を大切にしたい。共有したい。
そんな思いから、自然、学び、表現がゆるやかに交わる場所をつくろうとしています。

一般社団法人 小さな脱線(設立準備中) 野島智司


ナゾラボの研究員とは

ナゾマイマイ研究所は、フリースクールならぬフリーラボ。
そのため、メンバーのことは「研究員」と呼びます。

自然にも、人にも、自分にも、「やさしく ゆっくり すこしずつ」を大切にするという思いに賛同していただけたら、どなたでも研究員になる資格があります。

主として10代の子どもたちを想定していますが、それ以外でも希望があれば柔軟に対応したいとも思っています。

利用料金は月謝制で、4万円台を予定しています。経済的事情による減免制度も検討中です。

例えば、以下のような方に開かれた場所を目指しています。

  •   ・自然や生きものが好きで、好奇心を深めたい人
  •   ・自然にまつわる表現が好きな人
  •   ・学校が合わない、物足りないと感じている人
  •   ・通信制高校のレポート学習を、サポートを受けながら進めたい人
  •   ・学校に通わずに育ったけれど、進学を考えている人
  •   ・自分のペースで学びたい人
  •   ・そのほか、ナゾラボがおもしろそうだと思う人

なぜ始めようと思ったのか

ナゾマイマイ研究所は、小学校に通わずにホームスクールで育ち、
大学で生きものの研究をしてみたいと思うようになった「12歳の私」が通いたかった場所を具現化する構想です。

学校に通っているかどうかに関わらず、誰にでも、自分らしく学び、過ごし、自然なかたちで未来とつながる場所があってほしい。

そんな思いから、この構想は始まりました。

 

子どもも大人も、それぞれのナゾ(問い)を持ち寄りながら育て、表現する場所を目指しています。

私自身も研究所の一員として、この場で自分の問いをもち、学びを深め、表現していきます。
そんな研究の過程をメンバーと共有し合うことも、学びであり、この場の目的のひとつです。

どんな場所になるのか

現在、糸島市二丈吉井にある、山の上のフリースクールSaitaさんが活動されている敷地内を想定しています。
糸島の森の中、自然豊かな環境にあります。

初年度は週3日の活動を想定。
週末と平日の両方で場を開くことを検討しています。


一日の流れ ※あくまで現在の構想です。

朝
9:00〜

好きな時間にナゾラボに到着

 ※保護者による送迎、またはJR福吉駅から自動車での送迎を予定

午前

まずは自由時間。
生きもの探し、ビオトープ観察、飼育生物の世話、制作、読書、ぼーっとする、絵を描く、勉強する、漫画を描く、など。

昼
11:30〜13:00
 

昼の会

お昼ごはん(各自のお弁当+野草料理など)

午後
13:00〜15:00

曜日によって異なる活動を実施。 ※下記の曜日は仮のものです。
参加度は、研究員の意思でできるだけ選べるようにする。

●土曜日 自然とつながる
フィールドワークが中心。
例えば、湿地の生きもの調査、カタツムリ調査、バードウォッチング、鉱物採集、科学実験など。

●水曜日 人や社会とつながる
ゼミやプロジェクトの日。
今後の計画をみんなで考えたり、学問的な話を聞いたり、研究発表したり、哲学対話をしたりする。

●月曜日 自分とつながる
セルフケア、表現活動、未来のための勉強など。

15:00〜16:30 自由時間、掃除、ふりかえり

運営主体

ナゾマイマイ研究所は現在、2027年春の開設に向けて準備中です。
年明けに、運営主体となる「一般社団法人 小さな脱線」を発足する計画です。

代表理事(予定)はネイチャーライターの野島智司です。現場での実務も中心的に担います。




代表プロフィール

【野島 智司】(のじま・さとし)
かたつむり見習いを自称するネイチャーライター。『カタツムリの世界の描き方』(三才ブックス)、『マイマイ計画ブック かたつむり生活入門』(Pヴァイン)などの著者。
北海道大学大学院で地球環境科学と教育学を学び、2つの修士号を取得。自然を探究するかたわら、子どもの居場所や遊び場づくり、フリースクールや通信制高校での実践、大学での講師などを通して、「遊びと学びが溶け合う場」を探究してきました。
自身も小中高校に通わずホームスクールで育った経験を持ち、今なお、自然や人の学びについて学び続けています。
ナゾラボでは「先生」ではなく、研究員のみなさんと一緒に探究を楽しむ伴走者でありたいと考えています。
できれば気軽に「のじー」などと呼んでもらえたらうれしいです。


【読売新聞取材記事】https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20260819-GYS1T00115

おわりに

以上はあくまで構想です。
実際には、みんなでともに創り上げていく場です。
一人ひとりの希望に応えるなかで変化があったり、思うようにいかないことがあったり、社会的要請によって変化する部分もあったりするかもしれません。

また、この構想は私一人ではもちろん、法人だけでも実現できるものではありません。
構想に協力したい、参加したいという方は、いつでもお気軽にお声がけください。

 

ナゾマイマイ研究所では、一人ひとりが自分の「ナゾ」と出会い、学びを深め、表現する。

そのことで、私たちの未来を生み出すような場所にしたいと思っています。

 

構想の記録

ニュースレター「心にもっと、道草を。」では、構想の過程について少しずつ発信しています。
想いだけで書きながらまとめているため、当初と名称が変わったりしていますが、構想のプロセスをそのまま開示しています。